「ETFって…なに?」
株式投資をしていたら、わからない単語って沢山出てきますよね。
私も株式投資を始めたころにETFを知ったのですが、調べても「なにこれ全く意味がわからないんだけど」となった記憶があります(笑)
ですので出来るだけ簡単に、ETFについて説明します。
ETFって何なの?
ETFはExchange Traded Fund の頭文字を取った略称です。
日本語では「上場投資信託」ですね。
その名の通り、上場している投資信託になります。
ですので通常の株と同じように、リアルタイムに株式市場で売買することができます。
…と言われても、ちょっとわかりにくいですよね。
最初のうちは、【指数(日経平均株価やTOPIXなど)に投資する株】というイメージで良いと思います。
ETFの仕組み
ETFはそれぞれ連動を目指す指数があります。
複数の銘柄で構成されているので、私は【個別銘柄詰め合わせセット】なんて呼んでます(笑)
ということはETF1銘柄に投資するだけで、分散投資しているのと同じですね。
取引所に上場しているので、株式のようにリアルタイムで取引できるのが特徴です。
ETFのメリット
続いてETFのメリットを見ていきます。
あまり細かく上げていくとわかりにくくなるので3つに絞りました。
リアルタイムで売買できる
まずETFのメリットはリアルタイムで売買できることです。
ETFは上場していて株と同じように、値動きを見ながら取引できます。
投資信託は注文を入れた翌営業日に売買価格(基準価格)が公表されて…になるので、取引完了までに時間がかかりますよね。
もちろんETFは信用取引もできます。
値動きがわかりやすい
ETFは指数に連動することを目指して運用されるので、値動きがわかりやすいです。
個別銘柄だと値動きを予想するのは難しいですが、日経平均株価やNYダウなどであればまだ予想しやすいですよね。
例えば決算書を読めなくても、日本経済が上がるか下がるかくらいは予想できませんか?
ですので初心者であっても利益を出しやすいというメリットがあります。
費用が安い
ETFは上場している投資信託、つまりは投資信託です。
ですので運用管理費用として信託報酬がかかります。
でも投資信託に比べると、信託報酬は安いというメリットがありますよ。
販売会社に支払う部分の信託報酬など、かかるコストが少ないためです。
資産運用は、たとえわずかな費用であっても、何年も運用すると馬鹿にならない差になりますよ。
ETFのデメリット
そしてETFのデメリット。
こちらは2つです。
自動積立できない
ETFは自動積立できません。
投資信託だと毎月一定額を積み立てられますよね?
ETFは自分で買い付ける必要があります。
手間と言えば手間ではありますが、安くなったタイミングで買い増ししやすいので、積極的に買い付けていく人には問題ないと思います。
分配金が再投資されない
ETFで得られる分配金は、自動で再投資されません。
投資信託であれば自動で再投資することができますが、ETFにはその仕組がないためです。
ですので複利の恩恵を受けるには、自分で再投資する必要があります。
ちなみに私は「配当金を目的としてETFを購入していくスタイル」で投資を行っています。
「こういう投資方法もあるんだー」と参考にどうぞ。
毎月配当金を貰えるように、ETFを選んで買うのもアリですよ。
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