米国高配当ETFと言えばSPYD、HDV、VYMの3つが有名ですね!
SPYDのリスク分散に買っておこうかなーと思いつつ…
「HDVはSPYDと相性が良いらしい」
って知識レベルで買うのはさすがに不安です(笑)
ですのでHDVについて調べてみました。
HDVとは?
HDVはブラックロックが運営するETF!
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFが正式名称です。
経費率は0.08%。
かなり安く設定されています。
ブラックロックに記載されている、ファンド概要はこちら。
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFは、配当水準が比較的高位の米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。
ブラックロック | iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
HDVの特徴
モーニングスター配当フォーカス指数が対象
HDVは配当水準が比較的高位の米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。
この指数って言うのがモーニングスター配当フォーカス指数。
「…うわぁーこの時点でもうわけわかんない。」
そんな声が聞こえて来そうですが、大丈夫です私も同意見です…。
要は米国の高配当銘柄を組み込んだ指数!
高配当 + 財務の健全性が評価された75社が選ばれています。
ちなみにこの指数は、組入銘柄の入れ替え頻度が年4回と多いです。
組入銘柄はエネルギーセクターがトップ
HDVの組入銘柄はエネルギーセクターがトップ!
グラフで見た方が早いですね。
エネルギーとヘルスケアでほぼ50%。
生活必需品も上位に入ってきているので、景気に左右されにくいように分散できていると思います。
入れ替えは年4回
指数と同じく、銘柄の入れ替えが年4回行われます。
まぁ高配当銘柄を維持してくれるってことを考えたらありがたいですが…ちょっと頻繁ですね。
でも財務の健全性が評価されている銘柄からの入れ替えですし、安定したパフォーマンスは得やすいと思います。
HDVってどうなの??
なんと言っても高配当を狙えるのが大きなメリットですね。
4/30時点では4.03%。
SPYDと比べると物足りなさはありますが、株価の値上がりはHDVの方が期待できます。
今回の下落のダメージはしっかり受けてるけど、指数の特徴考えたらジワジワと戻してくるんでしょうね。
またSPYDとHDVを保有してリスク分散するのもオススメです。
HDV | SPYD | |
---|---|---|
1位 | エネルギー 27.72% | 不動産 18.29% |
2位 | ヘルスケア 20.24% | 金融 13.36% |
3位 | 通信 15.13% | エネルギー 11.95% |
高配当ETFにも関わらず、セクター上位があまり被っていないんですよね。
以前は組入セクターの上位3位が綺麗に分かれていたのですが、今はエネルギーだけ被ってます。
まぁそれでもSPYDのリスクを抑えるならやっぱりHDVでしょうね。
トータルリターンは入れ替え回数が少ない方が高いと言われているので、年4回の入れ替えはデメリットになるかも。
個人的には、常に最新の状態を維持してくれてるって意味でありがたいです。
構成銘柄数が75と少ないので、むしろ頻繁に入れ替えてくれた方が良い。
ただもう少し分散性は欲しいですね。
HDV以外にもETFを保有してリスク分散した方が良いと思います。
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